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ことばと音 Jロックの歌詞
ロックで「恋愛」についての歌は数多い。それは様々なヴァリエーションを持っているが、失恋にしろ、得... ロックで「恋愛」についての歌は数多い。それは様々なヴァリエーションを持っているが、失恋にしろ、得恋にしろ、恋愛そのものは素晴らしいものであるという絶対的な前提は揺るがない。しばしば「愛がすべて」とさえ歌われる。そもそも若い人のための音楽だから、ロックは宿命的に恋愛至上主義なのだ。 恋愛至上主義は、恋愛の暗い、残酷な一面に気づかないかのように、その猛獣を野放しにする。大正十三年に、芥川龍之介は「或恋愛小説」という小品を書いているが、恋愛を讃える者は「万一失恋でもした日には必ず莫迦莫迦しい自己犠牲をするか、さもなければもっと莫迦莫迦しい復讐的精神を発揮しますよ。しかもそれを当事者自身は何か英雄的行為のようにうぬ惚れ切ってするのですからね。」と記している。まさしく、大正時代は恋愛至上主義が嵐のように吹き荒れ、一つの帰結を見た時代だった。有島武郎は人妻との不倫の涯、大正十二年六月に心中する。自由恋