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甲斐小貝母 - 遠流日記
過去の記憶を頼りに、山の中をほっつき歩き、コバイモに会いに行った。 恐らく、皆が目にするであろう場... 過去の記憶を頼りに、山の中をほっつき歩き、コバイモに会いに行った。 恐らく、皆が目にするであろう場所にある株は、既にこの状態だった。 さて・・・、ここでおめおめと引き下がるわけにはいかない。 注意深く探索にかかる。 こちらも既に萎れている・・・。 何と、並んで咲いているのを発見! 見上げるように・・・。 なるほど、花弁は完全につるんとしている訳ではないのだな。 しかし、コシノと違い、ふんわりと優しい雰囲気だ。 ちょっと、遅いかな・・・。 まだ若い株も発見! 葉が暗紫色をしているのが特徴か。 この株はベスト。ちょうど見頃だった。 まだこれからという咲いていない株も発見した。 これまでと思い、切り上げたが、まだいてくれた♪ 予想以上に広範囲に分布しているようで、把握していれば、2週間は花を楽しむ猶予はあるだろうと思う。 ここにもいずれ年をまたいで来ることがあろう。 その時まで、どうかひっそりと