道徳的判断は程度を認めない0/1の判断なのか - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

人と話していて、道徳的判断って、基本的には程度を認めない0/1の判断ですよね……と言ったら意外と理解されなかったので、もしかしてこれってあまり理解されていないことなのか?と思って、ブログ記事を書くことにした*1。基本的に、倫理学に詳しい人なら知っているような教科書的な内容なので、目新しいことはない。ただ、このトピックについて知らない人が多いのであれば意義はあるのかもしれない。 0/1とは何か。まず「暑い」「寒い」「痛い」などは0/1の述語ではない。これらの述語は、比較形で用いることができ、程度を示す副詞と一緒に使うことが意味をなす単語だ。「少し暑い」「かなり暑い」「〔こちらの方が〕より暑い」などと言うことができる。一方「リンゴである」「知っている」「正円である」などは0/1の述語だ。これらの述語は比較形を持たないし、程度の副詞をつけても意味をなさない。あるものはリンゴであるか、リンゴでない

[rag_en]

そもそも「倫理的・道徳的に問題がある」は「何も問題がない」の迂遠な言い換えでしかないので、よくわからない話だ。/"right""wrong"が訳しづらかった時点で「あれ？おかしいぞ…」と気付いてほしいところではある。

[tomoya_edw]

良し悪しを正誤に簡単に落とし込むのが良くないんじゃない？言葉は足らなければ尽くせばよいのであって、雑に分けられないからムリ！と言われてもそりゃ雑に扱うからやろ。としか言われないんじゃないの。

[Yagokoro]

やっぱ人文系ってのはアホしかいないのでは……

[Insite]

そんなん命題によっては0/1/決定不能の3値問題になって、「程度を認める」という主張に反駁するもの難しいんでは

[sakstyle]

段階的と定言的／評価的と義務的