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デイヴィッド・マレル『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』
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デイヴィッド・マレル『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』
まずトータルな印象を言えばクラシックでオーソドックスなホラー、TVシリーズのトワイライトゾーンを思... まずトータルな印象を言えばクラシックでオーソドックスなホラー、TVシリーズのトワイライトゾーンを思い起こさせる日常に潜む怪異をじわり滲み出させるそのわざは手堅く、要所にチル・ポイントを配した職人的な作品がそろっている。執筆年代順に並べられたこの作品集の前半/割と短めのものはちょっとした佳作ではあるものの、その手堅いというインプレッションを超えるようなものではない。しかしながら中盤以降の収録作の、語りの構造の手堅さがそのままであるもかかわらず物語にもたらされている密度と緊張感の充実はいったい何事だろうと思ってしまう。『マンボー・ジャンボー』は“ホラーならでは”の最後の一撃へ持っていくまでの〆の手際が淡々として効果的。ジェームス・ディーンをモデルにとった俳優にそっくりな青年をめぐる物語『再来』の結末のつけ方においては“どの地点”に着地させるか読み手の思惑をいい様に揺さぶったうえでもっとも悪趣味