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宮台真司『絶望 断念 福音 映画』 - Wordscape―言景
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宮台真司『絶望 断念 福音 映画』 - Wordscape―言景
8月締め切りの原稿があり、少し書き始めているのだが、どうも調子がでないので、昨日買った宮台真司の... 8月締め切りの原稿があり、少し書き始めているのだが、どうも調子がでないので、昨日買った宮台真司の新刊を読む。雑誌『ダ・ヴィンチ』連載の映画評論(というより、映画を素材に宮台氏の〈世界〉観・〈社会〉観を述べたものというべきか)を集めたものである。まだ半分ぐらいしか読んでいないが、「あとがき」でも述べられているように、〈内在〉から〈超越〉へ、あるいは〈社会〉から〈世界〉へという、ここ数年のなかで起こった宮台氏の「転向」がはっきりと示された本だ。90年代後半にいわれた「終わりなき日常をまったりと生きよ」というメッセージはここでは聞かれない。かわりに、「〈世界〉の根源的未規定性へと開かれた態度」が推奨される。たとえば、こんなことが述べられている。 ところで、制御不可能な偶発事によって、自己完結した〈社会〉の中に不意に名状しがたい〈世界〉が闖入することがある。そのとき〈社会〉の外が突如可視的となり、