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フロイトのマゾヒズム論を読む - Kawolleriaへようこそ
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フロイトの『マゾヒズムの経済論的問題』を読む。小論文だが、生の欲動(エロス)とそれに対立する死の... フロイトの『マゾヒズムの経済論的問題』を読む。小論文だが、生の欲動(エロス)とそれに対立する死の欲動(タナトス)の関係について論じた最重要な論考だと思った。 以下ほんの抜粋「リビドーは、この破壊欲動(死の欲動のこと=タナトス)を無害なものにする役割を果たす」「そのために破壊欲動をできるだけ外部に向けようとする」「この欲動の一部が性的機能のために向けられ、ここで重要な役割を果たすことになる。これが本来のサディズムである。この欲動の別の部分は、外部に振り向けられることなく、器官の内部にとどまり」「ここにリビドー的に結合される。ここに本来の性愛的なマゾヒズムを認めることが出来る」。 要約すれば、死の欲動である原サディズムとマゾヒズムは同一起原に発する。「純粋な死の欲動や生の欲動ではなく、さまざまな分量で二つの欲動が混合したものだけが生じる」。ポオに置き換えれば拡散はエロスであり、収斂はタナトス。