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経済発展によって不平等を解消できるか否かについての理論史 - 29Lib 分館
稲葉振一郎『不平等との闘い:ルソーからピケティまで』文春新書, 文藝春秋, 2016. 経済思想史。注意す... 稲葉振一郎『不平等との闘い:ルソーからピケティまで』文春新書, 文藝春秋, 2016. 経済思想史。注意すべきは、タイトルからイメージされるような、不平等の解消や貧困撲滅のための歴史的に重要な運動や政治的動向を扱った本ではないこと。ジェンダー格差や人種差別なども直接には対象としていない(依拠している経済学がこれら概念を採用していないというべきか)。あくまでも焦点は経済上の格差で、経済学者の格差観やアプローチ法を整理したものである。登場する概念は抽象的で論理も複雑、新書としてはけっこう難しい内容といえる。 強引にまとめてみると以下。「不平等はけしからん。その原因は私的所有権だ」というルソーに、「貧困にまみれた野蛮人状態より生活水準があがったほうがよくね?格差があったとしても」というアダム・スミスを対置して本書の議論は始まる。スミス一派に対し「何にも資本を持たない労働者は経済発展の恩恵にあずか
2016/05/24 リンク