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B型肝炎ワクチン と その周辺 - 感染症診療の原則
耐性菌関連の情報収集を依頼されていたので、他のことがあまりおいついていなかったのですが、ワクチン... 耐性菌関連の情報収集を依頼されていたので、他のことがあまりおいついていなかったのですが、ワクチン関連の問い合わせが増えてきたので、また定期的にサマリーをつくっていきたいと思います。 HPVワクチンの次はB型肝炎ワクチンの話です。 B型肝炎は、キャリアの妊婦からの垂直感染(母子感染)対策はありました。しかし、それも100%の効果ではなく感染がおきてましたし、水平感染は家庭内、保育園、スポーツなどでもおきてました。 今でこそ医療で使う物品は先進国では使い捨てですし、昔は注射器も煮沸消毒をしたり針は研いで使ってました。 歯医者の器具も今のように個人用に滅菌パックをあけて交換するといったことは行われていませんでした。 手袋もなく素手であり、歯科医や外科医、助産師など血液に触れることの多い医療者の感染が多いことも知られていました。 医療よりも水平感染の機会として多いのは性行為です。 血液、精液、膣分
2017/02/13 リンク