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川柳人“時実新子”逝く - 耳を洗う
時実新子が去る10日亡くなった。予想したとおり死因は「肺がん」。かなりのヘビースモーカーと聞いてい... 時実新子が去る10日亡くなった。予想したとおり死因は「肺がん」。かなりのヘビースモーカーと聞いていたからである。78歳だった。 この人を評する枕言葉は“川柳界の与謝野晶子”。川柳をはじめたのは子ども二人を抱えた二十五歳頃だが、学生時代から短歌をやっていて、ある日短歌の老先生から破門になる。早すぎた結婚で、見果てぬ青春への未練と子育てに消耗する鬱憤を歌にぶつけたのが原因だという。早くから“晶子”流の感性を露わにしていたとみえる。順不同でいくつかあげてみる。 愛咬やはるかはるかにさくら散る 妻をころしてゆらりゆらり訪ね来よ 杏咲く自愛極まるわがメンス 寒菊の忍耐という汚ならし 姉妹で母をそしりし海が見え 五月闇生みたい人の子を生まず 手鉤無用の柔肌なれば窓閉めよ はぐれるとズキンと乳房だけになる ふたたびの男女となりぬ春の泥 雪こんこ人妻という手にこんこ 牢屋では夫ごろしが髪を梳く 彼女が川柳