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知らないことばかり/グアムと日本人(山口誠) - 見もの・読みもの日記
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知らないことばかり/グアムと日本人(山口誠) - 見もの・読みもの日記
○山口誠『グアムと日本人:戦争を埋め立てた楽園』(岩波新書) 岩波書店 2007.3 グアムがかつて日本... ○山口誠『グアムと日本人:戦争を埋め立てた楽園』(岩波新書) 岩波書店 2007.3 グアムがかつて日本の領土だったこと、太平洋戦争の激戦地であったことくらいは、いちおう知識としては知っている。1972年、「最後の日本兵」横井庄一さんがグアム島で発見されたとき、私は小学生で、「恥ずかしながら帰って参りました」をネタにした悪ふざけに意味も分からず興じたものだ。 本書は、まず、1941年12月8日、日本がアメリカとの戦端を開いた日に我々を連れて行く。真珠湾攻撃から5時間後、日本軍は米領グアムへの攻撃を開始し、12月10日には米領グアムの占領を宣言した。この素早さ、知らなかった。米国にとってグアムは「敵に占領された唯一の米国領土」だという。これも知らなかった。パール・ハーバーが、日米双方において言及されることの頻度に比べれば、グアムの扱いはあまりにも小さい。それが何故かは、本書を読み進むにつれて