よくある質問と回答（2024 年３月） （ENECHANGE） - 会計ニュース・コレクター（小石川経理研究所）

よくある質問と回答（2024 年３月） （PDFファイル） ENECHANGE（東証グロース）の適時開示資料（2024年4月3日）。 2024年3月の投資家からの質問とその回答を開示するとのことです。 同社は、新規事業で採用している SPC スキームの会計処理などについて、会計監査人ともめていますが（→当サイトの関連記事）、そのスキームに関連するQ&Aも多く含まれています。 その一部。 Q1によれば、会社のEV充電事業は、ホテルや商業施設にEV充電器を販売し、その販売先から充電器運営サービスを請け負うというビジネスのようです。そして、今回問題となっているスキームは、たまたま販売先がSPCになっているだけといいたいようです。また、そこで使われているGKーTKスキームは多く用いられているものだと強調しています。 それだけであれば、SPCを連結から外す余地があるのかもしれませんが、SPC出資者に

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充電器事業はEV普及のカギを握る。だが、その運営の透明性や持続可能性も同様に重要だ。リスクの隠蔽は許されない。

[a1ot]

“SPC出資者にプットオプションを与えているという点は、やはりひっかかります。充電器販売後も、充電器保有のリスクは会社に大きく残っているのではないか”