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317.本間雅晴陸軍中将(17)藤田大尉は「私を軍法会議にかけてください」と言い返した - 陸海軍けんか列伝
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317.本間雅晴陸軍中将(17)藤田大尉は「私を軍法会議にかけてください」と言い返した - 陸海軍けんか列伝
今井大佐は、通常は戦闘間の命令は絶対服従だが、この命令は人間として「はいそうですか」というわけに... 今井大佐は、通常は戦闘間の命令は絶対服従だが、この命令は人間として「はいそうですか」というわけにはいかなかった。今井大佐は次の様に返答した。 「本命令はこと重大で、普通では考えられない問題だ。したがって口頭命令では実行しかねるから、正規の筆記命令で伝達せられたい」。 そして今井大佐は直ちに命令して、部隊が連れていた捕虜全員の武装を解除し、マニラ街道を北進するよう指示し、一斉に釈放した。 今井大佐のそばにいた、渡辺中尉や杉田主計中尉、その他の若い将校は、意外な指示に驚き、その時新しい捕虜数百人を連行していた兵隊たちは極めて不満気で、あっけにとられていた。 今井大佐は、兵団はたぶんこの非常識な筆記命令を交付することはないだろう。万一命令が交付されても手元に一人の捕虜もいなければ問題はないと判断していた。案の定筆記命令は来なかった。 戦後明らかになったが、このような不合理で残酷な命令が大本営から