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『ズヴェニーゴラ』 オレクサンドル・ドヴジェンコ(ピアノ伴奏付き) - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
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『ズヴェニーゴラ』 オレクサンドル・ドヴジェンコ(ピアノ伴奏付き) - 荻野洋一 映画等覚書ブログ
ソ連映画の3大巨匠のひとり──というより、今となってはウクライナ映画のパイオニアという評言が適当か──... ソ連映画の3大巨匠のひとり──というより、今となってはウクライナ映画のパイオニアという評言が適当か──オレクサンドル・ドヴジェンコのサイレント期の代表作『ズヴェニーゴラ』(1927)を、神崎えりのピアノ伴奏付きで見る。映像詩人などと陳腐な形容詞もここでは許してもらいたいが、ドヴジェンコのなんという奔放なる遊びの世界なのか、こんな見当もつかぬ境地に32歳で達するのは、オーソン・ウェルズに比すべき真の天才の仕業だろう。 宝物が地中に埋まっているものの超能力の道士が盗掘に目を光らせてきたズヴェニーゴラ山を起点に、ウクライナ千年の歴史を縦断しつつ、寿命の定かでない地元の一古老の定点的幻惑の飛翔、そして彼の2人の孫──兄パヴロと弟ティモシュ──のそれぞれに進む反革命と革命の道が、徹底した並行的モンタージュで流れていく。兄パヴロが宝探しの資金集めのために移り住んだパリで「赤色革命によるウクライナの国土