エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント2件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『一九八四年 [新訳版]』 ジョージ・オーウェル - 私的感想:本/映画
“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務す... “ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。 二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。 高橋和久 訳 出版社:早川書房(ハヤカワepi文庫) 本書は物語を物語る作品ではなく、設定を物語る作品なのだな、と読んでいて思った。 抽象的な言い方だが、この小説は人物の動きを描くことで、物語にダイナミズムを生み出そうという一般的な小説手法からずれていると感じたからだ。 本書はまず確固とした設定の物語世界を描き、その設定の枠組みから、キャラクターを照射しようとしているように感じられる。 実際、本書の設定は練りに練られている。 この
2010/06/23 リンク