同じて和せず - 非国民通信

例えば佐藤優とか赤木智弘とか、妙な持ち上げ方をされる人がいます。普段は二枚舌の排外主義者には批判的なのに佐藤優のことはヨイショしたり、財界筋の御用学者には全く反対の立場なのに、その劣化コピーみたいな赤木智弘には好意的だったり、明らかに矛盾した評価を受けている人がいるわけです。 主張の当否よりも、何より立ち位置を問う人もいます。どんなに欺瞞に満ちていようが支離滅裂であろうが、まず「自分と同じ陣営に属しているか」を基準にして、その人が評価されるケースもあるわけです。例えば同じ反自公政権の「同志」なら、その主張するところが自公政権の政策と似たようなものであっても同志ですし、自称にせよ作られた評価であるにせよ、「労働者側」として扱われている人なら、その説くところが財界の論理の引き写しであっても、やはり同志なのでしょう。 国籍法改正を巡る一連の騒動では、城内実が他の議員経験者に先駆けてレイシズム剥き

[mustelidae]

正解が客観的に存在することと、その正解が発見できていることとは別なので、「２＋２は４か６か」云々のたとえは不適切だと思う。けれど、「敵の敵は味方」的な、ヘンな連帯への違和感は自分も常々感じる。

[hituzinosanpo]

"ともすると、「異なる意見を尊重する」ことは尊敬に値する態度に見えがちです。ただ、「見解の相違」と「明白な誤り」は区別されてしかるべきでしょう。"