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断腸の記 - ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ(31DEC14まで/新ブログshiaoyama.comに移転済み)
▼作家、永井荷風の著名な日記に、断腸亭日乗がある。 荷風の、何ものにも侵されぬ不羈(ふき)の生きか... ▼作家、永井荷風の著名な日記に、断腸亭日乗がある。 荷風の、何ものにも侵されぬ不羈(ふき)の生きかたと、強靱な文学を深く尊敬しているが、真似るつもりは、さらさらない。 しかし、この頃のぼくの朝夕に名を付けるのなら、それは「断腸の日々」と呼ぶほかはない。 朝に夕に、断腸の思いが、胸を噛む。 おのれの非力、祖国の命運、世界の弱者、少数者の不条理、それらへの無念の思いが、かつてない鋭さで、こころに刺さり、また刺さる。 空は、われらに青いか。 子々孫々にも、青いか。 いや、大陸より吹きつく黄砂や煙霧に侵されて、灰に沈む。 やがて黒に沈む。 海は、われらに青いか。 子々孫々にも青いか。 いや、半島から流さるる樹脂や核の吐瀉物に冒されて、灰に沈む。 やがて黒に沈む。 もはや、ただひとつの国にて清くあろうとしても、それはできはしない。 チベットのひとよ、ウイグルのひとよ、拉致されたままの同胞、はらからよ
2008/05/01 リンク