ネットリサーチは破壊的イノベーションか？ - マーケティングとは？ブランドとは？

ネットリサーチ市場が伸びています。日本の調査市場は2000億円ほどあるという説がありますが、市場の力学は大きく変化していると思います。普段、調査をしようと思ったときに、まず思いつくのは、マザーズにも上場しているマクロミルだと思いますが、その他にも、数多くのネット調査会社が登場しています。 「対象者属性の偏り」という問題もインターネットの急速な普及でもはや大した問題ではなくなり、ネットリサーチのスピード、安さだけでなく、大サンプルによるマイニング、自由回答の深さによる質的分析など、ネット調査ならではの良さが目立ち始めている感じがします。 一度、ネットリサーチをやると、もう今までの伝統的な訪問調査などに戻れなくなります。私の個人的な気持ちとしては、ネットリサーチは調査における破壊的イノベーションであり、一部の特定の調査や、超保守的な人以外は、すべてネットリサーチに行くのではないかと思います。