震災が「言論空間としてのソーシャルメディア」を成熟させる：シロクマ日報：オルタナティブ・ブログ

「震災が起きてからツイートする回数が減った」という方を、最近何人か見かけました。もちろん僕が観測した限りですので、全体的な傾向とは必ずしも言い切れませんが、「つぶやきづらさ」を感じている方は少なくないのではないでしょうか。 「つぶやきづらさ」の大きな理由となっているのが、震災後に発生した様々な論争です。原発は推進すべきか、それとも廃止すべきか。電力不足には再生可能エネルギーの推進で十分なのか、それとも社会システムの根本的な変革が必要なのか。悪いのは電力会社だったのか、政治だったのか、それとも彼らを放任してきた国民全ての責任なのか、等々。いずれも重いテーマであり、一朝一夕に結論が出る話ではありません。しかし議論しようとしても、感情的な意見が飛び交うだけで精神的に疲弊してしまう恐れがあり、かといって冗談を言えば「不謹慎」になってしまう――それがツイートの回数を減らす結果になってしまっているわけ

[Parsley]

個人的には発言に関して平常どおりだけど、RTは明らかに気を使うようになった。/ただ、まるで匿名掲示板のような使い方しているユーザーも目立つようになったなぁ、というのが実感。

[wackyhope]

感覚として近い。「ソーシャルメディアを建設的な言論空間として育てて行くためにはどうすれば良いか、まさに実体験から学ぶ機会／確実に「成熟する」という保証はありません／努力を続けていかなければならない」

[egamiday2009]

「簡単には結論が出ない、時には哲学的な側面にまで踏み込まざるを得ない」「対立が起きない方が不思議」「そうした状況でも議論を続けて行く力を身につける機会を、私たちは手にしている」

[SasakiTakahiro]

災害からの復旧・復興時も含め、SMを建設的な言論空間として育てて行くためにはどうすれば良いか。実体験から学ぶ機会に私たちはいる。

[suzu_hiro_8823]

ただ口をあんぐり開けて「オワタオワタ」と囀る雛鳥のままでいるか、それとも自ら声を発し相手の言い分を聞きそれでも尚意見の言える（同意すれば受け入れられる）人間となるか（なんてねw