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解決しにくい状況に焦らずつきあう 帚木蓬生さん「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」 |好書好日
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解決しにくい状況に焦らずつきあう 帚木蓬生さん「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」 |好書好日
聞き慣れない横文字の書名。「すぐには答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のこ... 聞き慣れない横文字の書名。「すぐには答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のことを言うそうだ。何かが「できる能力」ではなく、「できない状況を受け止める能力」とも言える。東大卒のテレビマンから精神科医に転じ、精力的に書き続ける作家でもある著者には縁の薄い能力なのでは……。 「いえ、精神科医として臨床40年、常に自分の無能を突きつけられてきました。ネガティブ・ケイパビリティという言葉を知らなければ、続けてこられたかどうか」 たとえば、ライフワークとして取り組んでいるギャンブル依存症患者の診察。「兄貴もう死んでくれ」「私の30年返して」。巻き込まれた家族の悲痛な叫びが、診察室に響くこともしばしば。「どうにか治さないと、と思っても、できることは限られているんです」 ギャンブル依存症は、患者自身が自助グループに参加するなどして、時間をかけて自分との折り合いをつけることが必要なのだと