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養老孟司「身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編」書評 連続していた生死、共同体消えて分節|好書好日
身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編 (The European Burial Ritual) 著... 身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編 (The European Burial Ritual) 著者:養老 孟司 出版社:新潮社 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション 身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編 [著]養老孟司 こんなグロテスクな死体の処理があったのかと、驚かされ、背筋が寒くなった。ドライな火葬方法に慣れた現代日本人にはショックの連続である。ヨーロッパを代表する貴族ハプスブルク家では、心臓、内臓、それ以外の部位を丁寧に切り分け、3つの場所に保管した。なぜなら死体は死んでも「生きて」いて、物ではなかったから燃やせなかったのだと、解剖学者である著者は冷静に結論づける。各臓器の中には各機能が死なずに残っていると信じられていた。たとえば心臓には間違いなく心、精神が生きているはずだから、分離して、大事な場所に保管した。 ハプスブルクの埋葬法は共同体が崩壊中途の、移行期の産物で
2014/07/30 リンク