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傑作か問題作か? 朝井リョウ10周年記念『正欲』の衝撃 『正欲』 | BOOKウォッチ
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傑作か問題作か? 朝井リョウ10周年記念『正欲』の衝撃 『正欲』 | BOOKウォッチ
「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」――。なにやら... 「自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな」――。なにやら突然、鋭利な刃物を突きつけられたような一文である。 朝井リョウさんの作家生活10周年記念作品となる『正欲』(新潮社)が刊行された。本書は「絶望から始まる痛快。あなたの想像力の外側を行く」気迫の書下ろし長篇小説。「読む前の自分には戻れない」......そう心して読み始めたほうがいい。 「生き延びるために、手を組みませんか。いびつで孤独な魂が、奇跡のように巡り遭う」 「あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ」 あらすじをかんたんに書けない衝撃作 本書は、曇りなく讃美される「誰もが自分らしく生きやすい、新しい時代」の虚像を引きはがし、白日の下に晒す――。ザックリ言うと、これまで特に深く考えもしなかった常識や価値観というものをこと