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官邸による人事介入……「安倍・菅は検察庁を壊した」村山 治×中島岳志対談 | 文春オンライン
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官邸による人事介入……「安倍・菅は検察庁を壊した」村山 治×中島岳志対談 | 文春オンライン
「桜」問題、元農相の現金授受疑惑の捜査で威信回復に挑む検察。安倍・菅政権はいかに検察に介入し、骨... 「桜」問題、元農相の現金授受疑惑の捜査で威信回復に挑む検察。安倍・菅政権はいかに検察に介入し、骨抜きにしてきたのか。『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)の著者にして伝説の検察記者と気鋭の政治学者が緊急対談。 ◆◆◆ 村山 私は生身の権力である検察に関心があり、ウオッチし続けてきました。 本書は2008年に出した『市場検察』の続編という位置づけです。そこでは90~00年代に、大蔵省を中心とした護送船団体制が崩壊する中、原田明夫、松尾邦弘、但木敬一という3人の「改革派」の法務・検察官僚が、政官界の事件や司法制度改革にどう取り組んだかを描いています。 本書の主役である黒川弘務と林真琴(現・検事総長)の同期2人の検事は、原田ら「改革派」の直系と言うべき存在でした。 中島 定年延長や賭け麻雀問題などで、世間的には「黒川は悪い奴」というイメージだと思うんです。ただ私自身は非常に複