頭でっかち、言い訳ばかり…光浦靖子（50）が「言葉が通じんところに行ってこい」と自分に命じるワケ | 文春オンライン

永久就職を信じていた世代が共感してくれた ——この本のきっかけになった『文藝春秋』のエッセイは、本当に多くの方に読まれて。光浦さんのようなキャリアがある人でも、「不安」を抱えてるんだなって、当たり前なんですけど。そこに共感が集まったのではないでしょうか。 光浦 みんなやっぱりね。だって、永久就職、誰もできないんだもんね。うちらが子どもの時は、1個職業に就いて10年ぐらい死に物狂いで頑張れば、一応定年までは会社が面倒を見てくれた。そういう親を見てた世代だから。 ——そう信じてました。 光浦 信じて頑張ってたら、そうじゃないのか、って私はなりました。「明日クビになるのかい」とか「明日仕事なくなるのかい」って。 共感を持ってくれたのは、たぶんオーバー40とかそっちのほうの人かもしれない、もしかしたら。それより下の子たちは最初から、リーマンショックやら不景気やらを知ってる。バブルがはじけた後に生ま

[Imamu]

「うまくいってるのは、たぶん、深入りしないから」「でも大事なのはそれに対して「せっかくセッティングしたのに！」ってちゃんと怒れるか」

[navix]

“（—商店街にあるブティックの服とか）　 光浦 着ないですよね。いまだに「ちょっと大人っぽい」と言っちゃいますもん。50歳になっても「ちょっと大人っぽいかな」って”