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中動態の世界 意志と責任の考古学ーあるいは音楽を聴くことについて - 安楽椅子のモノローグ
國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学』は刺激的でスリリングな書物である。こんなにおもしろい... 國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学』は刺激的でスリリングな書物である。こんなにおもしろい思想書を読んだのは久しぶりだった。能動態とも受動態とも違う態「中動態」、失われた態をめぐる言語的・哲学的・思想史的考察はまさに圧巻の一言である。能動でも受動でもない図式で、世界を眺めることの重要性がひしひしと伝わってきた。我々の思考様式は当然ながら様々な文化的制約に縛られているが、言語というのは非常に強固なバイアスである。そこそこのページ数の本だが、我々を既存の言語体系から引き離すためには、これほどのページを使った議論が必要とされるということだろう。実際、國分功一郎の議論は微に入り細を穿つものである。疑問点をひとつひとつ解きほぐしながら、古代ギリシャから現代まで時空を旅するように、色んな哲学者の論に拠りながら、批判的に「能動-受動」の体系を切り崩していく。そして、「中動的」に思考するとはどうい
2017/12/04 リンク