マーラー 交響曲第9番 - ゲルギエフ／ロンドン交響楽団 2011 | 中庸の徳〜クラシックの名演、名盤

Valery Gergiev / London Symphony Orchestra 2011 Live 2011年3月2-3日 Barbican Hall, London LSO Live: LSO0668 26:57 / 15:03 / 12:27 / 23:58 （実測値） 第1楽章：中やや速。冒頭は穏やか過ぎるように感じられるも、間もなくリズムが良くなる。リズムやフレーズを切れ味よく処理しているのが若々しく感じる。フレーズの息遣いがやや浅いようにも感じられるが、その分きびきびした軽快感がある。二度目の頂点の扱いは、アッチェレランドを掛けながらも要所でテンポ・ルバートが入り、なかなか処理が巧みである。しかし所々でティンパニが先走ることがあり、他の楽器が一瞬溜めてから出るところなので違和感がある。 展開部では中に速度が落とされ、不気味さもよく表現されている。複音楽的展開の部分は少々細部

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西欧からしたら、ゲルギエフはプーチンと縁を切れ。と言うことなのだろうな。ウクライナ侵攻が始まって以降は政治的には口を閉ざしているが、それだけではだめなのだろう。