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とびきり不味い茶をよこせよ
2014/08/23 11:06:34最終更新2022/08/05 08:38:19サイズ26.37KBページ数1閲覧数6799評価数26/88POINT532... 2014/08/23 11:06:34最終更新2022/08/05 08:38:19サイズ26.37KBページ数1閲覧数6799評価数26/88POINT5320Rate12.01分類タグ鬼人正邪古明地さとり はるか頭上に見える岩の天井はどこまでも暗く、見る者の息を詰まらせる。 幻想で穿たれた地底のドームはどこからともなく、低く不吉なごうごうという音を響かせていた。音の正体は、風か。それともこの地底を永遠にさまよい続ける怨霊どもの怨嗟の声か。 「なーんて詩的な感傷に浸ってる余裕は、こっちにはないんだっつうの」 壁に手をついて一人毒づく少女が一人。黒髪から二本の短い角を生やした小鬼だ。モノクロ基調のワンピースはいたる所が擦り切れており、本人も肩で息をして疲弊の様子を隠せない。泥に塗れた顔を上げ、ぎらついた真紅の瞳を周囲に走らせる。 「ようやく、撒けたか。どいつもこいつも楽しそうに挑みかかって