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夢は瞬く瞳の裏に
2016/07/02 20:50:53最終更新2020/12/19 22:34:52サイズ37.68KBページ数1閲覧数5778評価数9/20POINT1420... 2016/07/02 20:50:53最終更新2020/12/19 22:34:52サイズ37.68KBページ数1閲覧数5778評価数9/20POINT1420Rate13.76分類タグ稀神サグメドレミー・スイート古明地さとり古明地こいし 曇天の境、陽の光が煌々と貫く空から小さな獏が墜ちてきた。その頭は牡牛のように黒く、胴は羊のように白く、瞳は頑なに閉ざしたまま、じっと空を仰いでいた。私はその様子をただ見ていた。時雨の一滴を想像するように黙って眺めていた。すると、長く伸びた白い尻尾と、その先に揺れる黒い房が、あの妖怪の獏を思い出させた。好奇心に負けて、私は思わず地面を蹴る。右の翼が一度羽ばたき、私を真っ直ぐ加速させる。やがてその墜落が、一つの目標に向かっていることを発見した。獏の真下の地面は断絶しており、深く暗い深淵が獏を静かに抱いている。一瞬ためらったが、私は後を追うことを決心した。昨夜