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多様性ばかり追求して、本当に会社は成り立つんですか? 大学生が「100人100通りの働き方」を掲げる社長に聞く | サイボウズ式
はじめに、なんでサイボウズが多様性の考え方に行きついたかを話すと、昔一時期、離職率がすごく高かっ... はじめに、なんでサイボウズが多様性の考え方に行きついたかを話すと、昔一時期、離職率がすごく高かったんですよ。これをなんとか引き下げるためには、みんなに「ここで働きたい」というモチベーションを持ち続けてもらえるように、「100人100通り」の働き方を実現する必要があると考えた。つまり「多様性」の考え方が必要だと気づいたわけです。 でも、多様なだけだと、ただのカオスになってしまう。多様性がある組織を作ったときに一番大事なのは、「みんなが共感するビジョンがあること」なんです。 たとえば、「少林サッカー」でもなんでもいいんですけど、スポーツ映画なんかで、個性的なプレイヤーがいっぱいいる。最初はなんにもまとまらないわけです。 ところがある日、みんなが「勝とう」と思う瞬間がくる。「次の大会は、絶対勝とう」っていうひとつのビジョンにみんなが向かった瞬間、それぞれの個性というものが強みに変わるんですよね。
2016/03/25 リンク