サルが「オリジナル」を超えるとき : 404 Blog Not Found

2006年09月03日17:45 カテゴリOpen Source サルが「オリジナル」を超えるとき 以下の主張には、以下の反論が考えられる。 404 Blog Not Found:サルでも生産性が上がるオープンソース 今まで上手く行ったオープンソースプロジェクトを見ると、一つの点に気がつく。 オリジナリティの欠如、だ。 成功したオープンソースプロジェクトには、すでに「オリジナル」を凌駕したものも少なくないではないか、と。 これは事実その通りで、LAMPにしてからが、今やLinuxより多くのドライバーを持つ商用Unixは存在しないに等しいし(OS Xとどちらが多いだろう?「正式サポート」となれば後者だが)、Apacheはもはやこれこそがデファクトスタンダードだし、MySQLは微妙なところだけれども、インストールベースではおそらくすでに世界一だろうし、最後のP、Perl/Python/PHP/

[potappo]

悪いものはマネしない。そのままコピーして何かを加えていくのではなく、駄目なところはそもそもコピーしない、という考え方か。「何をマネしないか」こそが「美学」になるというのにはなるほど。

[Aoba]

これをやらない、という思想を貫けることがオープンソースがオリジナルを超えられるポイント

[anegishi]

「オープンソースには、この「悪いところまでまねしなければならない」という縛りがない」

[SavingThrow]

Open Source Softwareはある意味「ジェネリックソフトウェア」。すでにあるものを模倣しているから生産性が高い。ただし、不要なものは真似しないしいいものは付け足す。

[knakase]

何をマネしなかったかの集大成

[ktdisk]

LinuxにはLinusの、PerlにはLarryの、そしてRubyにはMatzの美学が反映されているが、それは彼らが何をマネすべきかではなく、彼らが何をマネしなかったかの集大成なのだ。

[pal-9999]

次のエントリに期待

[k2low]

なんだかんだいってもそこに優れたリーダーがいる。

[hidematu]

本当に面白い

[hiro_y]

「何をマネするかではなく、何をマネしないか決めること」

[kasedac]

"オープンソースには、この「悪いところまでまねしなければならない」という縛りがないのだ。‥悪いところまでマネする余裕はないのだ‥慈悲深い独裁者‥は、何をマネするかではなく、何をマネしないか決める"

[fuktommy]

"それは彼らが何をマネすべきかではなく、彼らが何をマネしなかったかの集大成なのだ。"

[myrmecoleon]

オープンソースは「猿真似」からはじまるが「真似したくないところを真似しない」という選択ができるゆえにオリジナルを凌駕する。興味深い