なぜ、不倫されたら傷付いて、嫉妬するのか？（読書メモ：『不倫と結婚』） - 道徳的動物日記

不倫と結婚 作者:エスター・ペレル 発売日: 2019/03/15 メディア: 単行本 著者のエスター・ペレルはセラピストであり、多数のカップルの不倫問題について現場で扱ってきた。この本は著者がセラピーしてきた男女たちによる様々な事例に基づきながら、「不倫」という事象についていくつもの角度から分析されている。 内容は理論的なものではなく、事例の紹介がダラダラと続くだけという感じもあるのだが、実際の男女がおこなう不倫を直視してきた人ならではの、含蓄のある考察も豊富に挿入されている。 離婚の即断は人間のあやまちや弱さをまったく酌量しない。それはまた、二人の関係を修復することでより強い関係を作って立ち直る余地をまったく残さない。 （……中略……） 「こんなふうに互いに対して真に正直になるためには、不倫を経験するしかなかったのでしょうか？」私はこの台詞を頻繁に耳にし、そして彼らの後悔を共有する。し

[maeda_a]

“今日、嫉妬は政治的に正しくないのだ”

[Domino-R]

どうも不倫するのが男でされるのが女という暗黙の想定がありそう。そのせいか不倫を単なる性行為の問題として扱ってる。これは偏見というより立ち位置の反映で、される側がする嫉妬こそが問題という結論になる。

[tomoya_edw]

なぜもクソもないだろと思ってしまうのでタイトルにつられすぎて本文が頭を入らないクマー。

[gimonfu_usr]

HIV治療方法が手探りだった当初、貞節の価値再確認や、恋愛自由主義的価値観の陳腐化現象が一瞬起きたけど、本邦は死に至る性病パンデミック未経験ゆえ、恋愛自由主義が最先端かつ「女性の自由」の証みたくなってる。