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詩集「北国」 (井上靖)
井上靖についてはもう説明するまでもあるまい.「あすなろ物語」「しろばんば」などの自伝的な作品,「... 井上靖についてはもう説明するまでもあるまい.「あすなろ物語」「しろばんば」などの自伝的な作品,「天平の甍」「楼蘭」「蒼き狼」「敦煌」などの歴史作品,その他「氷壁」など,誰しも一度は少なくともその題名は聞いたことがあるであろう,数多くの名作を生み出した.また,映画やドラマになった作品も多い. この井上靖の作品の中で,私が最も大きな感銘を受けた作品が,詩集「北国」である.私が持っているのは新潮文庫の文庫本であるが,もう絶版になっているようで,入手しづらいかもしれない. 「北国」は,38篇の詩集を収めた,井上靖の最初の詩集である.それぞれの作品は,詩といっても,散文の形式をとっており,近代詩の系譜の中でも独自のポジションを占めているのではなかろうか.これらの詩に共通して感じられるのは,ある広がりをもった静謐な空間である.そしてこの空間は,作者の研ぎ澄まされた詩情,抒情,愛と哀しみに満ち満ちている