織田氏周辺以外の大名は、何をしていたんでしょうか？ - 戦国大名でも、織田氏周辺の大名や織田氏と戦うことになる大名ばかりが注目されますが、... - Yahoo!知恵袋

京から遠かったというのが、一番の原因でしょう。 戦国時代、終盤になると各地で覇者と呼ばれる大名家が生まれます。九州では大友、次いで島津、中国では毛利、四国では長宗我部、近畿では織田、北陸では上杉、中部では武田、東海では徳川、関東では北条、東北では伊達です。これらは全て、天下を狙えるだけの実力がありました。 しかし、天下人になるには権威が必要です。権威とは、朝廷か幕府です。 他国を切り取るためには大義名分が必要であり、大義を得るには権威を利用するのがもっとも有効的です。例えば、信長の父・信秀は、隣国三河を攻めるために三河守（三河国の長官）の官位を手に入れました。しかし、2つの権威は共に京にあり、それを支配している織田家が断然有利であり、遠いほど不利でした。 また中央（近畿）には全国から富が集って来ており、中央を抑えた大名は地方5つ分くらいの力を得ました。よって強大化した織田や豊臣と地方覇者が