電磁気においてベクトルポテンシャルを導入した目的は何なのですか？ - 電磁気というよりも、一般なベクトル場に対して導入された概念です。ベク... - Yahoo!知恵袋

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1436456689 電磁気というよりも、一般なベクトル場に対して導入された概念です。ベクトル場は川での水の流れや磁石の磁力線の様子を想像するとわかるように、単に流れているだけでなく、あるところでは湧き出していたり逆に吸い込まれていたり、またあるところでは渦を巻いて回転していたりします。つまり、任意のベクトル場は、ベクトル場＝（何らかの渦）＋（何らかの湧出／吸収）---①の結果から作られた流れの集まりであると想像できます。 スカラーポテンシャルとは、ベクトル場F↑に対して、F↑＝-∇φを満たすスカラー場φのことですが、これは∇×F↑＝-∇×∇φ＝0となることから、ベクトル場F↑がスカラーポテンシャルを持つ場合は、ベクトル場F↑に渦がない（回転がない）ことを意味します。一方、ベ