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西鶴一代女 | 面白い映画とつまらない映画はどこが違うのだろう?
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西鶴一代女 | 面白い映画とつまらない映画はどこが違うのだろう?
顔を布で隠した女が歩いている。暗い夜道を半ば廃墟のように荒んだ山門に向かって女は歩く。カメラは女... 顔を布で隠した女が歩いている。暗い夜道を半ば廃墟のように荒んだ山門に向かって女は歩く。カメラは女を追い続ける。長い長い移動撮影。この映画は気合いが入ってるぞ。最初のワンカットでそう思わせる。 溝口健二はワンシーンワンカットで有名らしいのだが、この作品はまさにその連発。ついに出たな妖怪ながまわし!って感じだ。 物語は「嫌われ松子の一生」の大先輩みたいな話だ。 主人公のお春は、金とセックスに翻弄されながら人生を流転する。 しかも、これはコメディだ。 ひとことで言って、すごく面白い。 ヴェネチア映画祭で国際賞を受賞したミゾグチの映画、なんてことを何も知らないで見ても「昔の日本映画ってやるな」って思うだろう。 すごいカットがある。 田中絹代演じるお春が、自殺しようとして短刀を持って家を飛び出すシーンだ。お春が走る。母親が追う。 縁側を飛び出して、せまい庭を抜け、門をくぐって、細い山道に駆け込み、竹