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パナソニックOBの上場企業“乗っ取り”計画、狙いは「リストラ受け皿」と「花形部門の復権」?
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続・パナソニックの呪縛 5月に好評を博した『パナソニックの呪縛』の続編をお届けする。6月24日に社長就... 続・パナソニックの呪縛 5月に好評を博した『パナソニックの呪縛』の続編をお届けする。6月24日に社長就任が迫る楠見雄規氏は、巨大組織の変化対応力を奪う「三つ呪縛」――内向き志向の組織、事業部の縦割り、人事の硬直性――の撲滅に挑む。そして、難局に直面する次期社長に新たな“頭痛の種”が持ち上がっている。楠見氏と因縁のある上場企業を舞台に、パナソニックOBによる植民地化騒動が繰り広げられているのだ。騒動の本質をひもとくと、パナソニックを蝕む組織の弊害が浮き彫りになった。 バックナンバー一覧 坂本俊弘・元副社長らパナソニックOBの植民地と化した企業による「乗っ取り」計画が進行している。写真は、2008年に坂本氏(パナソニックAVC社ネットワークス社社長。当時)が米家電見本市で世界最大のプラズマテレビをアピールしたときのもの。 Photo:David Paul Morris/gettyimages