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東京電力社員の平均年収は「800万円超」、3.11前の水準を超えた理由
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東京電力社員の平均年収は「800万円超」、3.11前の水準を超えた理由
東京電力 解体 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故から10年が過ぎ、東京電力ホールディング... 東京電力 解体 東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故から10年が過ぎ、東京電力ホールディングス(HD)は正念場を迎えている。経営再建の柱にしていた柏崎刈羽原発の再稼働は、自らの不祥事によってはるかかなたに遠のいた。業績不振が続く小売り事業は、復活の兆しが見えない。そんな中、東電HD会長に経済同友会代表幹事や三菱ケミカルホールディングス会長などを歴任した大物経営者の小林喜光氏が就任した。小林氏は三菱ケミカルで実践した経営スタイルを東電にも持ち込み、構造改革を断行する運びだ。その先にあるのは、東電の「解体」である。 バックナンバー一覧 東京電力グループは東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で、経営危機に陥った。事故後に社員は給与2割カットとなり、福利厚生も次々と削られた。ところが、社員の平均給与は2020年度には震災前を上回る水準になっている。特集『東京電力 解体』(全5回)の