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結局グーグルは中国から本当に撤退したのか?元米政府高官が明かす決定的対立回避の裏側
検閲問題で中国政府と対峙するグーグルが、同国でネット事業を続けるために必要な免許の更新期限(6月末... 検閲問題で中国政府と対峙するグーグルが、同国でネット事業を続けるために必要な免許の更新期限(6月末)を前に、若干の譲歩を示した。中国政府が問題視する中国版から香港版への自動転送を止め、利用者に香港版への切替を自らクリックさせる方法に変更したのだ。“小事”に見えるが、背景には株主の利益のために中国市場でのプレゼンスを維持したいグーグルと、厳しい検閲体制を維持しつつ情報化時代の勝者でありたい中国政府の内なる葛藤と打算そして駆け引きがある。マデレーン・オルブライト元米国務長官が率いる国際コンサルタント会社オルブライト・ストーンブリッジで、中国担当ディレクターを務めるヘンリー・リヴァイン元米商務省副次官補に問題の核心と今後の展開を聞いた。(聞き手/ジャーナリスト 瀧口範子) Henry Levine(ヘンリー・リヴァイン) 米国の元国務長官マデレーン・オルブライトが率いる国際コンサルタント会社オル
2010/09/26 リンク