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第29回 「餅」のイメージ | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
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第29回 「餅」のイメージ | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
正月になった。「ご飯にするとお茶碗3杯分」と数えたりしながらお餅(前回)を食べる。焼いては砂糖醤油... 正月になった。「ご飯にするとお茶碗3杯分」と数えたりしながらお餅(前回)を食べる。焼いては砂糖醤油を付け海苔で巻いて食べ、雑煮に入れては味をしみ込ませて食べと、正月太りの一因となるものだ。 小学生の頃、日本海に面した田舎で、正月の前後に、炊きたてのもち米から杵と臼で餅を搗きあげる大人たちを見た。売られている切り餅しか知らなかった子供は、まだところどころに米粒が姿を残したままの搗きたての餅のことを、「こんなものは本当の餅ではない」とむしろ思ってしまった。 さて、新年には、今年の抱負、などと称して色々な計画を立てたり、夢を抱いたりするものだ。それがあまりに実現不可能なものであれば、「絵に描いた餅」と言われてしまう。すなわち「画餅」という語は、日本ではガベイ、ガヘイ、ガビョウと様々に読まれる。 「絵に描いた餅」で実際にイメージされる「餅を絵に描く」とどういうものになるだろうか。実際に尋ねて描いて