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17年で生涯を終えたアシュリーが残してくれたものは 老化を抑えるエピゲノム研究 | AERA dot. (アエラドット)
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17年で生涯を終えたアシュリーが残してくれたものは 老化を抑えるエピゲノム研究 | AERA dot. (アエラドット)
老化が人よりも早く、17年で生涯を終えたアシュリー(ポニーキャニオンのDVDから) この記事の写真をす... 老化が人よりも早く、17年で生涯を終えたアシュリー(ポニーキャニオンのDVDから) この記事の写真をすべて見る 「エピゲノム」という言葉をご存じだろうか。遺伝子の発現の仕方の変化を表す言葉で、より良い老化を実現するためには重要なキーワードだ。生命科学者の早野元詞氏は、「エピゲノム」を料理本に喩えることで老化の後天的な要因を解説する。早野氏の新著『エイジング革命』(朝日新書)から、一部抜粋・再編集して紹介する。 【写真】ひとりぼっちは寿命が短くなる アリの実験はこちら * * * アシュリーの教え さまざまな論文を調べている中で、ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群に罹ったアシュリー(アシュリー・ヘギ〈Ashley Hegi〉1991年生まれ、2009年没)の存在を知りました。テレビのドキュメンタリーで紹介され、『アシュリー—All About Ashley』(扶桑社/2006年)