悲運の武将・光秀、出生の謎を解き明かす | AERA dot. (アエラドット)

可児市瀬田に残る明智城址／明智城址のある可児市瀬田には、平安時代から摂関家や石清水八幡宮の所領地だった明智荘の名が伝えられており、土岐明智氏の本拠地とも推定されている 週刊朝日ムック『歴史道Vol.7』では、明智光秀を大特集。織田信長の家臣となってからの光秀の活躍は周知の通りだが、それに比して前半生については確かな史料に乏しく、ベールに包まれている。ここでは「いつ、どこで生まれたのか？」「父親は誰なのか？」「名門・美濃士岐一族というのは詐称なのか？」――戦国史研究の第一人者・小和田哲男氏が、出生の謎を解き明かしていく。なお『歴史道Vol.7』本編には、青年時代から信長との宿命的な出会いまでを追求した「立志の謎」「仕官の謎」も掲載。 【写真】父親の名前についても諸説あるとされる「明智氏一族宮城家相伝系図書」はこちら ＊ ＊ ＊ ■生まれ年、出生地など諸説ある光秀の出自 ある程度、名前の知

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大河ドラマの時代考証等でおなじみ小和田哲男さん。「このあたりの判断は難しい」と書かれている出生地、「麒麟がくる」ではどうされるのだろう（恵那市内には「出生の地」と書かれた幟があちこちに）。