エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
間違えたユウレイ10 - 置き忘れた体 - 大人の童話館
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
間違えたユウレイ10 - 置き忘れた体 - 大人の童話館
しんみりしているユウレイを見て太郎は、 「ボクでごめんね。・・ボクのせいじゃあないけど」 と、太郎... しんみりしているユウレイを見て太郎は、 「ボクでごめんね。・・ボクのせいじゃあないけど」 と、太郎なりに、やさしく言ってみた。 「そうね。わたし、もう一度がんばって、よしおさんを探してみるわ。 あなたには迷惑かけたわ。ごめんね。じゃあね」 と言うと、ユウレイは、ボワッと白く淡い輝きに包まれながら、 少しずつ消えていった。 「待って、おねえさん。待ってよ」 太郎はあわてて、消えていったユウレイを呼び止めた。 「なーに、太郎君」 と言いながら、ユウレイは胴体を置き忘れたものように、 あるいは全部出すのも面倒とばかりに、 顔だけを太郎の顔の真っ正面に出してきた。 太郎は、ギョッとしてのけぞった。 その拍子に頭を後ろの壁にぶつけた。ゴツンと音がした。 ユウレイの顔だけが、太郎の眼の前でフワフワと宙に浮かんでいる。 その顔がおかしそうに笑っている。 「なによー?」 と、またユウレイが言う。 今度は左