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東京河上会 公開シンポジウム 現代版「貧乏物語」を聴く - Economics Only.
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東京河上会 公開シンポジウム 現代版「貧乏物語」を聴く - Economics Only.
河上肇「貧乏物語」をモチーフにして開催されたシンポジウムに参加した。以下、少し備忘録的に印象深い... 河上肇「貧乏物語」をモチーフにして開催されたシンポジウムに参加した。以下、少し備忘録的に印象深い論点を中心に纏めてみたいと思う。誤り等あればお知らせ下さい。 1.河上肇「貧乏物語」について(田中先生) 河上肇は現在もその思想が生き残っている経済学者だが、1917年に刊行された「貧乏物語」も例外ではない。同書を読むと、当時の日本の政治経済の状況についてのコメントが殆どなく、資本が豊富で日本よりも豊かな欧米においても深刻な貧困があるのは何故か?というのが問題意識だと感じられる。これは河上が1913年〜15年にかけて訪欧した経験が背景にあるのではないか。河上の理想は農業を中心とした経済立国を目指すというものであったが、セーフティーネットやインフレの指摘は現在の経済格差や貧困問題に通じる。当時の河上の論敵は福田徳三であったが、不況における構造政策重視(福田)とマクロ政策重視(河上)という対立軸が既