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AUTOSARで変わる車載ソフトウエア開発
車載ソフトウエアの標準規格AUTOSARの採用に向けた活動が活発化している。規格策定の中心地となっている... 車載ソフトウエアの標準規格AUTOSARの採用に向けた活動が活発化している。規格策定の中心地となっている欧州では、AUTOSAR準拠の車載ソフトウエアを採用した新車が発売されるなど、取り組みが先行している。一方、AUTOSARへの対応が遅れていると言われていた日本でも、JasParの評価活動をはじめさまざまな取り組み事例が報告されるようになった。本稿では、まず既存の車載ソフトウエアとAUTOSAR準拠の車載ソフトウエアの違いについてまとめる。その上で、欧州と日本におけるAUTOSARの実装に向けたさまざまな取り組みを紹介する。 増大する車載ソフトウエアの規模 自動車の電子化の進み具合は、いくつかの指標で表現することができる。その指標の1つとして用いられるのが、搭載されるECU(電子制御ユニット)の数である。 ECUの搭載が始まった1980年代初頭は2~3個程度だったが、現在は100個以上も
2013/02/15 リンク