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パーソナルなコンピュータのメモリ事情 (第1回: パソコン以前) | Electrelic
H68/TRのRAM 1kB+128Bというのが面白いですね。kBのまとまったメモリはすべてユーザに開放するというの... H68/TRのRAM 1kB+128Bというのが面白いですね。kBのまとまったメモリはすべてユーザに開放するというのは、やがてユーザが独自のシステム(制御等のためで当然モニタ等は搭載しない)を開発するのを前提としているからでしょう。 メモリ容量はどれも数kBかそれ以下しかありません。CPUのメモリ空間は64kB(MN1610はワードマシンなので64k×16bit)ありますから、広い空間のところどころにメモリがあるといった状況です。メモリ容量が少なかったのにはもちろん理由があります。 一番は大容量のメモリが非常に高価だったことでしょう。上の表で使われているRAMはすべてSRAMでH68/TRを除き256×4bitのものです。H68/TRの2114は1k×4bit、HM46810Aは128×8bitです。1977年ごろのI/O誌の広告を見ると、256×4bitの2101-1が1,000円ほどし
2020/07/29 リンク