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ネットはどこへ向かうのか?ソーシャル化と電子書籍が導くネットコンテンツの未来
「インターネット=オープンな空間」は、もはや時代遅れ? 「インターネットというのは、すべからくオー... 「インターネット=オープンな空間」は、もはや時代遅れ? 「インターネットというのは、すべからくオープンなものであり、自由なコンテンツの配信とアクセスが保証されているべきである」、「オープン性こそが価値の源泉であり基本原則である」という考え方がある。コンテンツのオープン化、フリー戦略といったビジネスキーワードとして耳にしたことのある方も少なくないことだろう。 この思想は、元々インターネットが草の根感の強い学術ネットワークであり、自発的な相互協力のネットワークとして生まれてきたという歴史にも根ざしたものだ。 しかし、「インターネット=オープンな空間」という理解が時代遅れになりつつある。 1つは、言うまでもなくソーシャルの流れ。SNSというサービスが存在感を増してきたという単体の動きを超え、あらゆるサービスがソーシャル的な特性を得つつある。もう1つは電子書籍のトレンドである。 この潮目の変化を、
2010/12/22 リンク