「どうして蚊はいいのに、蝶を殺すのはダメなの？」と子どもに聞かれたら、どうすればよいのか - Facebook navi［フェイスブックナビ］

■命についての「難問」 命の大切さを子どもに伝えたい。小さな命も大切にできる子どもに育ってほしい。そんな思いで子育てしている中、唐突に子どもからぶつけられる「どこで命の線引きをしているのか？」という質問。 おそらくこの問いに対して「これだ！」という、すっきりした答えはないと思います。どうしてだろうね、と、大人が子どもと一緒に頭をひねることそのものに、意味があるようにも感じます。他の生き物の「命を奪っていいのか、悪いのか」を決めている、人間の罪深さも突きつけられますよね。 ただ、命の大切さを日頃説いている大人としては、逃げずに向き合いたいところ。私がたどりついた「基準」は２つあります。 ■基準１）ヒトの生活への悪影響 一般に、ヒトの健康的な生活に悪影響を及ぼすかどうか、という基準があります。ヒトが積極的に殺しているのは、ヒトの生活に被害を及ぼす「害虫、害獣」。これらは、ヒトの体を傷つける、病

[tohokuaiki]

“こういった命の問題に対してのただひとつの正解は「考え続けること」なのではないかと思います。”