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大容量SSDだからこそ必要なUPSについて
ひとつのセルに4bitのデータを記録するQLCの普及により大容量化と低価格化が急速に進んでいますが、その... ひとつのセルに4bitのデータを記録するQLCの普及により大容量化と低価格化が急速に進んでいますが、そのデメリットについてはあまり語られることはありません。 もちろん可動部品のあるHDDよりも耐衝撃性能には優れますが、急なシャットダウンといった電気的トラブルについていえばHDDよりも弱い面もあります。そこで今回は大容量SSDだからこそ必要なUPSについてご紹介します。 QLCの信頼性はもともと低く、あらゆる技術で信頼性を向上させている QLCはひとつのセルに対し4回書き込むため、セルの書き換え回数が増大します。セルの書き換え回数は有限なためQLC NANDは採用が遅れた経緯があります。 さらにNANDの微細化を進めると密度が増して容量が増える一方でセル同士が近くなりすぎてデータ保持が困難になるという問題もあり、大容量化でしか耐久性を確保できないQLCの足かせにもなっていました。 最終的には