“日本一のテキトー男” 高田純次、もう一度生きるなら「適当」じゃなく「変態」でいく…！（山本 奈緒子）

昭和の無責任男、芸能界一いい加減な男……。この白黒厳しい時代に、そんな肩書をいくつも背負いながら、77歳になった今も様々な番組から引っ張りだこの高田純次さん。今年1月には、出版社から強く請われ、16年ぶりとなる日記本『最後の適当日記（仮）』（ダイヤモンド社）を出版した。 コンプラ厳守にSNS上での責任追及……。今や些細なミスでも一瞬にして総攻撃を受ける時代だけに、「常に適切であらねば」「揚げ足を取られないよう突き詰めなければ」と、誰もが心をすり減らしている印象がある。そんな時代においても、揺るぎのない高田さんのテキトーさ！ 炎上どころか、「しょうがないなあ」とむしろ人々が肩の力を抜いてしまう秘訣は何なのか、探ってみることにした。 16年ぶりに渋々日記を綴ったよ… ダンディな革ジャンを颯爽と着こなし、「どうもどうも」と陽気にインタビューの場に現れた高田さん。まずFRaU読者層の説明を始めると