クリスマスの騒ぎ方でわかる、日本社会の「ある法則」（堀井 憲一郎） @gendai_biz

1990年の記事は続く。 「人気の高級ホテルには、一年前から宿泊予約が入っている。千葉県浦安市の東京ディズニーランドそばにある東京ベイヒルトンでは、八月お盆前に、すでに執事サービス付きの三十七万五千円の部屋を含めて全七百八十二室が満室いなった。ほとんどが二十歳代後半から三十歳代前後の男性だという」 なんとも豪気である。景気のいい話だ。 イブまでに彼女ができると信じて ただマナーの悪さを指摘されている。 翌1991年、朝日新聞の神戸版から。 「てこずる若者対策 イブを前に神戸のホテル 当世クリスマス事情」 「関西のデートスポットとして人気の高い神戸のホテルが、クリスマスの若者対策に頭を痛めている。予約したにもかかわらず、姿を見せない当日キャンセル組に、部屋を汚したまま帰る不作法グループ、断りもなくキャンドルサービスまでやってしまう危ない仲間たちとマナーの悪さは天下一品。イブを前に、予約の確認

[Baatarism]

“社会の何かが大きく変わっているとき、突き動かされるようにして、大人たちはクリスマスイブに破壊的に大騒ぎしていた”