新型コロナの変異株、実はそれほど「凶暴化しない」といえる、意外すぎるワケ（本間 真二郎） @moneygendai

10月に入ってからの感染者数の激減のいっぽう、来たるべき冬を前に、新たな変異株の出現による感染の次なる流行の懸念が消えません。テレビ各局がことさらに恐怖をあおる「変異株」について、その真の姿とはどんなものなのでしょうか。 米国のNIH（アメリカ国立衛生研究所）出身のウイルス学研究者で、医師の本間真二郎さんは、10月8日に新著『新型コロナ ワクチンよりも大切なこと』を出版しました。 ウイルスをよく知る本間医師によれば、「変異株の素顔」は伝えられていることとは異なる、別な表情も見えてきました。 変異が重症化度や致命率に関係しているとは限らない テレビや新聞など影響力の大きなマスメディアでは、新型コロナウイルスの新しい変異株が見つかるたびに、 「従来のものよりも感染力がはるかに高い」 「増殖能力も高い」 「重症化する可能性が高い」 「自宅における死亡者も増加している」 などという紹介がなされ、さ

[Insite]

重要なのは全体の重症者数・死傷者数であり、変異により再感染やワクチン無効の可能性がどれだけ増加するかが同様に重要なのだが、その点については意図的に避けられておりやや不誠実。

[doroyamada]

多くの医者は治療の実務家で、この人のように遺伝子レベルでウイルスを語れる人は貴重。 / 「ホンマ、信じろ」

[dltlt]

スペイン風邪はかなり狂暴だったように思うが。どの変異も差がなかったと主張するなら、数字を出さないと。感染症としては新顔なので「変異してもこの程度」というような相場観は、まだないだろう。